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カナリヤ Lyrics

鉄の臭いが染み付いた、手の平の赤黒い傷
冴えた光を摘み取る様に

三日月の夜に気付いて、さっきまで髪を抱いてた
転がる景色 人形の様に

もう何も、もう何も、見えなくて…
こんなにも、こんなにも、碧くて…
痛くて、痛くて、眠れない…
撒き散らす楔輝く


孤独で、孤独で、乾いてく…
時間が私を追いこす
口紅剥がれた唇
白くて骨が見えそうよ

夜空に雷鳴乱舞ると
カナリヤ カゴの中で叫ぶ
澄みきった透明な世界で
壊れた嘘をつき通せ

歪んでゆく夜空に、弱い愛の歌
遠く離れてた原子達を呼ぶよ……


汚れた無数の星達は、生ぬるい風の中で揺れる
こんなにも、こんなにも、静かな翼に残ってた露

モナリザ微笑む廊下で
新しい、碧い月の詩
氷が溶けてく泉で
哀しいワルツ踊りましょう

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