そして広場には 独り僕が居て
ブリキで出来た固い馬車に乗り遅れたら
風はいつもより気持ちよく刺さり
痛みは僕の骨に冷たさを残しては消える
植え付けた種はいつか目を出して
指の痙攣はそれまでは止まらない
みんなが嫌うの僕の最低な顔で
素敵な昼下がり白黒のなか歩こう
いつまでも淡い闇に手をのばす少し冷たい
光の粒で無邪気になる子供達は僕を笑う
消毒された醜い僕を地下鉄まで連れてゆくよ
おともなく
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