僕の心に巣喰う卑怯者の芽を摘んで
もう少し自分に胸を張って生きられるはずさ
分かち合えた友達や
見守っていてくれた温かな人の輪の中から
もう旅立つ時なんだろう
想い出ひとつも残さずに明日出てゆこう
絆は愛を求めて泣き声を上げるけど
産声を上げ ひとりで歩き 駆け抜けた日々で育んだ夢は
夕暮れの交差点 人の背中に映る
泣いた 笑った 確かに愛した
あなたに出逢えてよかったと今さらになって言うなんて
どうかしてるだろう?
僕は少しだけ心を燻らして そして庇いながら
様々な季節を探して この街で生きるんだ
蜜に群がる大人を冷めた目で睨む少年(かれ)は
何に今 情熱的であるべきかを必死で探してる
疲れにむくんだ足で それでもまだ歩くのは
悲しませない 悲しませたくない 誰かがそばにいた
デタラメの日々にも疲れ わがままばかりだったな
そのすべてを支えてくれた あなたを忘れない
恋を患い 誰かを愛し寄り添い
やがて永遠(とわ)の別れの日が来るまでに
どれ程に幸せにできるだろう…
愛してゆこう 愛してゆこう 人を傷つけた過去を背に背負い
償い切れぬ罪を 僕は胸にかみしめ生きてゆくんだ
裏切りや悪意や妬みに 今日もまた誰か晒されている
頼りの神も失業中 人生ってヤツは
だから僕ら… がむしゃらに
ねぇ 僕達はきっとどこかで 少しだけ何か間違えたかな?
今はまだわからない 誰にもわからないよね
産声を上げ ひとりで歩き 駆け抜けた日々で育んだ夢は
夕暮れの交差点 人の背中に映る
泣いた 笑った 確かに愛した
僕はこの歌を歌う
いつか声が嗄れても
僕は少しだけ心を燻して そして庇いながら
様々な季節を探して この街で生きるんだ
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