「愛されたい」と願う事を 諦めてしまった
シビれた身体 罪の意識もないさ
這いつくばった部屋の壁に 古い写真がある
幼い頃の俺と 無邪気な笑顔
優しさは 時として 人を傷つけた
不器用に生きた軌跡の果てに 辿り着いた愛で舌を噛み切る
言葉を持たない血液はただ 静かに流れたまま
朝を待ち続けては 戻れない旅と知る
今 誠実さに溺れてく...
光を目指す自分の為に 何もかも捨てたさ
家族を友を そして恋人さえも...
嘘や欺瞞に目を潰して 手にした真実は
「オマエとの生活ほどの 夢はなかった」
オマエがここに いたなら 俺を
「間違いじゃない」と 許してくれるかな
泣きたくなるほど切ない夜は 幻よ どうぞ消えないで
孤独に震えて流す涙を 拭い去る力は持てなくて
不器用に生きた軌跡の果てに 大切な何かを失くしても
暗闇に浮かぶ愛ってものに いくら尋ねてみても
ゆっくりと微笑んで 手を振り続けるだけ
そして 誰もいなくなった
今夜は誰かのブルースに酔い しゃがれた声に身をまかせたい
「生き急ぐ事で 分かり合える」と 英雄達はそう呟いた
泣きたくなるほど切ない夜は 幻よ どうぞ消えないで
孤独に震えて流す涙を 拭い去る力は持てなくて
不器用に生きた軌跡の果てに 大切な何かを失くしても
憧れに生きた軌跡の果てに 大切な何かを失くしても
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