道の向こうに戻れない夏がある
あんなに激しくゆれるまま夢中になった
流れる汗をぬぐおうともせず
抱きしめ合った
真夏を駆ける肌の熱さよ
さめぬままで
不意に薫る風
歩けない旅人をなでるよ
急な雨でさえ傘のない2人をさけた
陽だまりはしゃぐ1秒先も
見えないままで
名前を口にすればそれで幸せだった
予期せぬ出逢いを
初めての朝を無邪気な自由を
KISSのあとの笑みを
儚さで綴る 人生の至福として想う
夕映えに咲いたぎこちない愛を
もっと素直に言えたのなら
一粒の涙 やさしさの縒りで
きっと受け止められたのだろう
君といた日々は宝物そのもの
海鳴り秋を告げる響き 時を感じて
誰にも過去の地図の上に
忘れ得ぬ人がいる
いつかは…一人でもう一度ここに戻るような
そんな気がしてた
be back in your eyes
まるでその場所に想い出の跡に
忘れ物がまだあるようで
まだ見ぬ未来の帳のどこかで
不意にめぐり逢えるのなら
懐かしさにただ立ちつくす前に
お互いの今を愛せるだろう
夏の向こうには 戻れない夢がある
君といた日々は宝物そのもの
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